最近は小学3年生から英語の授業が始まり、英検の受験者もどんどん低年齢化していますよね。
とはいえ、学校の「外国語活動」だけで読み書きができるようになるかと言えば、それはまた別問題。
我が家の小3の息子も、3年生で初めて英語に触れましたが、4教科と違って生活の中で全く馴染みがないため「英語ってよくわからない…」と少し苦手意識を持っていました。
そんな息子が、塾なし・親の指導のみで、わずか2ヶ月半で英検5級に合格!
「普通の小学生」でも合格は可能です。ただし、その裏側には親子での激しいバトル(笑)と、戦略的な準備がありました。
受験のきっかけは「ゲーム感覚」の動機付け
我が家の子は、目標があると動けるタイプ。「英検か漢検、どっちかやってみる?」と誘ったところ、「英語のほうがカッコイイ!」と英検を選びました。クラスにも数人挑戦している子がいたのも、負けず嫌いの彼には良い刺激になったようです。
【スタート時の息子のスペック】
小学3年生(日々の学習習慣はあり)
英語への苦手意識あり
学力:アルファベットが書ける程度。単語は全く読めない
1年生の時にチャレンジのタブレットを少しやった(発音の真似程度)
2. 「親の英語力」は必要?ぶつかった大きな壁
受験を考えた当初、5級のテキストを見て「これくらいならすぐ受かるでしょ」と高を括っていました。…が、これが大間違い。大人のモノサシで考えてはいけません。
実は私自身、英語はさっぱり。学生時代の知識は完全に退化し「現在進行形?なにそれ?」状態。
「塾なしで子供一人の独学」は、小学生にはまず無理です。そこで、日常会話ができる夫に講師を依頼し、私は進捗管理とモチベーション担当という布陣で挑みました。
家庭内は一時、戦場に…
夫が帰宅してから夜の30分〜1時間、特訓が始まります。
しかし、英語ゼロからのスタート。何度説明しても理解できない息子に、教えている夫もイライラ。

怒っても理解できないのは分かってる。でも「何回説明させるの!」って爆発しそうな空気…。親だけ頑張っても本人が覚えないと意味ないし、もう家庭平和のために塾に入れたほうがいいかも…と何度も思いました。
【知識ゼロから合格まで】2ヶ月半のリアルなスケジュール
紆余曲折ありましたが、以下の流れで進めました。
| 時期 | 学習内容 | 親子の状況 |
| 2ヶ月半前 | テキスト購入・学習開始 | 毎日30分〜1時間の付きっきり指導。絶望。 |
| 2ヶ月前 | テキスト1周終了・英検申込 | 2周目に突入。少しずつ慣れてくる。 |
| 1か月前 | 年末年始の中だるみ | 過去問開始。気が緩んで全然勉強しない時期。 |
| 直前1週間 | 猛烈な追い込み | 過去問が合格点に届かず、お尻に火がつく。 |
| 当日 | 本番 | 震えながら受験! |
テキストの2週目が終わり、次は過去問を解いていき、完璧にマスターするのは難しいと判断した夫が『これだけは覚えてノート』を作成しました。
テキストや過去問から出題傾向を見て、よく出る単語や例文をノートにまとめてくれました。
あとはノートを見て覚えるだけなので、ほぼ本人に任せていましたが、結局緩くしか勉強していませんでした。
結局本番1週間前の過去問でも合格点に達していなかったんです。
ノートの暗記は不完全。もちろん単語はまだまだ覚えていない。文法うろ覚え状態でした。
「これ、絶対落ちるわ…」という危機感を本人が感じてから、お尻に火が付き必死に暗記し、過去問をひたすらやり直し、「一週間漬け」の猛勉強が始まりました。
塾なし合格を支えた「三種の神器」テキスト
小学生が挫折しないためには、テキスト選びが命です。
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メイン:『英検5級をひとつひとつわかりやすく。』
これが一番本人に合っていました。左に解説、右に問題という構成が、集中力の続かない小学生にはベスト。
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実践:『英検5級 過去6回全問題集』
マークシートの練習に必須。英検公式サイトの過去問も活用しました。
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単語:『英検5級 絵で覚える単語帳』
単語が読めない子には、ビジュアル重視のものが一番です。
今だから言える後悔と反省…「もっとこうすれば良かった!」
合格したからこそ言える、切実な反省点もあります。実は受験まで時間がなさすぎて、英語を「楽しく」勉強させてあげることができませんでした。
とにかく詰め込み、暗記に頼る日々。親も子も必死でしたが、振り返れば改善の余地だらけです。
期間は「半年」がベストだった
今回は2ヶ月半の超短期決戦でしたが、これは親の精神衛生上よくありません(笑)。かといって長すぎても中だるみするので、半年くらいかけてじっくり取り組むのがベストだと感じました。
最大の失敗は「単語が読めない」こと
息子は今でも、覚えていない単語は自力で読むことができません。私が読んであげれば意味がわかるのに、文字だけだとフリーズしてしまう。

初見の単語でも「なんとなく発音できる」力があれば、脳内の音と文字が結びついて、もっと楽に学習できたはず。英単語の丸暗記は苦痛でしかありません。5級の勉強を始める前に、音のルールである「フォニックス」を先にマスターさせてあげれば良かった!
5級は「単語の変換」で乗り切れるけれど…
正直なところ、5級レベルなら完璧な文法力がなくても、単語さえ読めて日本語に変換できれば合格点は取れます。 例えば I cook lunch on Sundays. なら「私・料理・昼食・日曜日」とパズルのように組み合わせる力があれば、なんとかなります。
でも、4級以降はそうはいきません。文法問題で全滅しないためにも、次のステップでは「丸暗記」からの脱却を目指します。
次の「4級」に向けて!親の負担を減らす新戦略
今回のドタバタ劇を経て、4級に向けては以下の作戦を立てています。
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フォニックスの導入 まずは自力で読む力をつけるため、このテキストを導入します。
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「教える」を外注する 親が教えるとどうしても感情的になりがち…。次回はスタディサプリの動画や、Kimini英会話などのオンラインレッスンを活用して、まずは自習。親はあくまで「横で一緒に進捗確認」するスタイルに変える予定です。
勉強の先にある「本当の楽しみ」を伝えたい
実は、この春休みの旅行先で英語を使うチャンスがあります。「せっかく勉強したんだから、少しでもコミュニケーションをとってみよう!」と息子を誘っています。
机の上の勉強(デスクワーク)だけで終わらせず、「自分の言葉が外国の人に通じた!」という喜びを肌で感じてほしい。それが英語を勉強することの楽しさになると信じています。
まとめ:親子の絆(と忍耐)が試される英検チャレンジ
一時はどうなることかと思った「小3の塾なし英検受験」。 時には問題が解けず泣き、一日数時間勉強し、親からの小言に耐え…。息子にとっては楽な道ではありませんでした。
でも合格後、息子は晴れやかな顔で言いました。

英検受けて良かった!今は英語の授業がすっごく簡単だよ!4級も目指したい!
合格という結果も嬉しいですが、何より「勉強して知識が増えるのは楽しい」と本人が感じてくれたことが、親として一番の収穫です。反抗期が来る前に(笑)、また親子で協力して1年後の4級合格を目指します!







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