小学校に入学するタイミングで、迷うのが学習机を購入するかどうかではないでしょうか?
- 今主流のリビング学習をする場合は、学習机は必要ない?
- そうなると教科書はどこに置くの?
- そもそも子供部屋があった方がいいの?
ランドセルに学習机と出費の多い時期だからこそ、買ったけど使わなかったと後悔したくないですよね。
今回は実際に入学のタイミングで購入した3点と、その後の効果を紹介します。
リビング学習を検討中の方、必見です。
リビング学習は本当にいいの?
保育園や幼稚園時代は無かった宿題。最近は、宿題の丸付けは親が行う場合が多いです。
私が小さい頃は親に丸付けしてもらった記憶はありませんでしたので、知った時はビックリしました。
正直面倒です。
1年生になったばかりの時は、字を書慣れていないので、漢字の書き取りに時間がかかり、集中が続かずぐちゃぐちゃ。算数も×が付くと、イヤになって半泣き。本当に大変でした。
当初は宿題に時間がかかり、丸付けが私のストレスでした。でも、子供の勉強の理解度や成長を把握ができました。
その経験から言えることは、低学年のうちは、子供部屋など完全個室で勉強をするより、リビング学習がおススメです。
リビング学習のメリット・デメリット
- 質問にすぐに答えられる
- 子供の理解度が分かる
- 親に見られている程よい緊張感(さぼれない)
- 騒がしい中でも集中できるようになる
- 目が行き届き過ぎて、ダメ出しをしてしまう
- リビングが片付かない
3の程よい緊張感は、特に低学年のうちは必要だと感じます。小学生になった途端に、勉強のために机に向かうと言うのは至難の業です。
すぐに脱線しそうになるので、声掛けが必要です。
4の集中は、我が家では当てはまりませんでした。今でもリビングでテレビを付けようものなら、すぐにそっちに集中してしまいます。
5のダメ出しは、これはもう自分との闘いです。見えないと気付かないので小言も減るのですが、近くにいるのでちょっとしたことが気になって仕方ありません。どれだけ我慢できるのか、私にとっての永遠の課題です。
6のリビングが片付かいないは、ダイニングテーブルで行う場合は特にです。消しカスや筆記用具、教科書が散乱しがちです。
リビング学習はおススメですが、ダイニングテーブルで行うのは、おススメしません。
片付かないのも理由の1つですが、テーブルと椅子の高さが調節できないので、勉強に集中できません。
まずは、勉強に集中できる環境を整えることが大事です。
勉強机は必要?リビングの一角に子供スペースを作る
リビング学習の最大のデメリットは、集中しづらいことではないでしょうか?
特にダイニングテーブルで勉強する場合は、
- 机とイスの高さが合わない→腕、膝が90度で、足裏が床につくのが理想
- 明るさが足りない→ダウンライトだけNG。目が悪くなる原因に。
この2点には特に注意が必要です。机とイスのバランスは重要です。特に足がブラブラしている状態では集中できません。高さが調整できるイスだけでも購入しないと、ダイニングで集中して勉強するのは難しいです。
また、明るさが足りない場合が多いので、デスクライトの購入必須です。
一番の理想は、リビングのリビングの一角に勉強机を置くことです。
勉強机は小さいめで安いものでOK!
大きな如何にもな勉強机はリビングにおくには邪魔です。昨今の住宅事情には大きすます。
まずは小さめの他に応用が利く机を購入し、子供の様子を見て買い替えるのもアリです。
学校の机は幅60㎝×奥行き40㎝です。最低限、教科書とノートが広げられれば問題ありません。
我が家は1人コタツを使用しています。
使わなくなったらリビングでコタツとして使用する予定です。
もっと節約するなら、机はカラーボックスに天板のような簡易なものでも大丈夫です。
ただし、椅子は高さ調整できる専用のものが集中できます。また手元が暗くなりがちなので、デスクライトも必要です。
初めは、1人用の2WAYコタツに付いていた椅子で勉強していましたが、子供には高さが合わず集中できていませんでした。後から学習イスを買い足しました。キャスター付きは落ち着いて座っていられないので、木製タイプがおススメです。
机とイスがあれば、自分の空間が出来るので、子供も小学生になるんだとワクワクですし、幼児期と違って自分のスペースを徐々に作ってあげるといいです。
教科書の収納も必要
ダイニングで勉強する場合も、学習机を簡易的なものにした場合も、教科書を入れるスペースが必要になってきます。
低学年のうちは、教科書類も少ないので、カラーボックスでも十分です。
我が家はこれを机の隣に置き使っています。
学習机以外を机にする場合は引出しがない事が多いです。その場合は、引出しがあるタイプが便利。
小物類を収納するスペースがあると、散らかりにくいです。
子供は引出しに、お年玉を入れたりしています。
支度コーナーがあれば忘れ物知らず
机の隣に突っ張り式のパーテーションがあれば、程よく視界が遮られ、勉強に集中できます。
薄いのでリビングでも邪魔になりません。
机の隣に突っ張り、時間割、カレンダー、お便りを貼ったり、筆記用具を引っかけて使用できます。反対側は、明日、着る洋服やお仕度ボード。足元にはカゴを置き、ランドセルや上靴などをセット。
日々、前もってセットしておくことで、忘れ物はだいぶ減りました。
リビングにスペースがない場合はパーテーションまでは必要ありませんが、時間割などを貼れるスペースは必要です。コルクボードなどを設置してあげて、ください。
洋服はハンガーラックにかけて
自分で身の回りの準備ができるよう、子供の身長に合ったモノを用意してあげると、やる気もアップします。
例えば、洋服。
わざわざ高い子供用の家具を買う必要はありません。パイプハンガーを一番低くして使えば子供でも手が届きますし、大人になっても使用できます。
我が家ではクローゼットの中にパイプは付いていますが位置が高すぎるので、下にパイプハンガーを設置し2段にしています。上は大人用、下は子供の洋服をかけ、自分で選べるようにしています。
また、マスクやハンカチも手に届く範囲に設置。
これで身支度もバッチリです。
1年生になる時にかかった費用
我が家では、1年生のデスク周りの準備(机、イス、パーテーション)を3万円で揃えました。
節約しようと思えば、カラーボックスなどの代用で半額ぐらいまで抑えることができますが、イスだけは学習用のものをそろえて、集中できる環境を作ってあげてください。
その他、ランドセル6万円。体操服、上履き、文具など2万円。スーツ、靴7,000円と出費が続きます。
ランドセルはセミオーダーで早期割引を利用。スーツは1度しか着ないので、リサイクルショップを利用しました。
また、卒園の時も、アルバムや謝恩会など出費がかさみ、卒入学時には10万~15万円程度はかかってきます。
学習机は一式そろえればニトリでも、6万円前後はかかってきます。ですが、使用期間は意外と短く、処分も大変です。
その時だけしか使えない家具ではなく、他に活用法があったりする方が、多少チープでも、簡単に壊れることもないので長く使えます。またいざ処分する時に、費用が安く済みます。
物入りな時期だからこそ、お金をかけるところ、かけないところを意識して、子供の集中できる環境を準備してあげましょう。
自分の空間を用意してあげると1年生になるんだという意識が芽生えます!また、ある程度選択肢をしぼって、本人に選ばせてあげたり、DIYで一緒にカラーボックスに天板を乗せるだけの簡単なテーブルを作るのもいいですね!
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