こんにちは。節約生活研究所のサトです。
家庭で一番「ガスと水」が使われているのは、お風呂です。
お風呂で節約を意識しても、1日に削れる費用は微々たるもので、効果が劇的に感じられるものではないので、なかなかモチベーションも上がりません。
また家族で1人だけ、節約を意識して行動しても、ストレスがたまる一方です。
そんな状況でも、日々の努力はなるべく最小ですむお風呂の節約方法をまとめました。
給湯機の設定温度を下げ、リモコンの電源オフ
給湯機の設定温度を夏は38度、冬は40度を基準に設定をしています。
特に真夏に高い温度に設定する必要はありません。
また、お風呂やキッチンでお湯を使わない時間帯まで、リモコンの電源を付けてはいないでしょうか?
待機電力は微々たるものですが、電源をオフにしておくことで、キッチンや洗面で必要ではない時にお湯を出るのを防ぐことができます。
洗面やキッチンで、蛇口の元栓を少し締めるのも節水に効果的です!1人1人に口酸っぱく「水出し過ぎ!」と言わなくても、家族全員、強制的に節水です。
追い炊きを減らし、お風呂の蓋をする
お風呂には家族同時に入るのが一番の節約ですが、無理な場合は、出来るだけ続けて入浴し、追い炊きの回数を減らします。
2~3日同じお湯を使い、毎日追い炊きする方法は節約にはなりますが、細菌が1000倍に増える報告があります。追い炊きをし続けるのは衛生面でおすすめしません。
また、お湯の温度を下げないために、お風呂の蓋と併用しアルミ保温シートを活用するのも効果的です。
値段も安かったので、ダメもとで試してみましたが、湯船の温度の下がりが緩やかになります!買ってよかったものの一つです!
節水シャワーに変更する
シャワーヘッドの交換は、何も意識しなくても、自動的に節水できるのでストレスフリーです。
賃貸マンションに元から付いているシャワーヘッドでも簡単に交換でき、1000円代から節水タイプのシャワーヘッドに交換できます。
我が家はミラブルと迷った結果リッチシャワーを購入。決め手は手元でシャワーを止められる、節水スイッチです。
霧のような細かい水滴で美容効果も高いファインバブルシャワーは、節水効果も高くおススメです。
ただしデメリットもあります。真冬はシャワーの設定温度を高くしないと、水が冷たすぎます。
ミラブルもリッチシャワーもファインバブルタイプは、細かい水が出るので、真冬は節水効果より、ガス代が高く可能性があります。
節水タイプシャワーヘッドからファイバブルタイプのシャワーヘッド変更した我が家。節水効果はほぼ変わらず、冬に給湯機の設定温度を上げたためか、ガスの使用量が多くなってしまいました。
美容を求めずに、節水だけなら、ファインバブルタイプではない、価格が控えめのシャワーヘッドへの交換がおススメです。
物件を選ぶ時は都市ガス
賃貸物件を探す時の条件は何ですか?
日当たり?間取り?
この辺りは優先的な条件だと思いますが、ガス会社のことまで考える人は少ないです。
1人暮らしをした時に、1人なのにガス代が高くてビックリしました。原因は、プロパンガスでした。
都市ガスよりプロパンガスはかなり高く、ガス会社の乗り換えなどもできません。
以後、数回引っ越しをしましたが、都市ガス物件は必須条件の一つ。
古い物件が比較的都市ガス導入率が高いです。築年数がたっていれば、家賃も安めでお得。
プロパンガスと都市ガスでは、毎月数千円変わってきますので、物件探しの時ガスの配給会社も要チェックです。
湯船にペットボトルはNG!残り湯を徹底活用!
湯船に張る水の量を少し減らすことで、日々確実に節約できます。
またお風呂に入る人数が1~2人ぐらいの場合(シャワー合計時間15分以内)は、湯船にお湯を張るより、シャワーだけが安くなります。
とは言え、毎日シャワーだけでは気持ちよく過ごせません。
我が家では体調管理のためにも、毎日湯船につかります。
ただし、湯船のお湯は徹底的に活用します。
- 夫、子供、湯船のお湯で洗髪や体を流す。シャワーで髪を洗い流す
- 夫、子供、湯船につかって、お風呂から出る
- 妻、先に湯船につかる→髪、体を湯船のお湯で洗う→仕上げにシャワーを使う
- 残り湯は洗濯に使用
仕上げにシャワーで洗い流す以外は湯船のお湯を使うので、お風呂から出る前にはかなり湯量が減っています。なので、湯船につかりません。
もし冷えを感じる場合は、大き目の洗面器で足湯をしながら、体を洗います。
- 湯船に張る水の量を減らす
- 人数が少ない場合はシャワーだけにする
- 湯船のお湯は徹底的に活用する
湯船のお湯の量を減らすために、ペットボトルを湯船に沈める方法が昔よく紹介されていました。快適に過ごせませんし、衛生的にも良くありません。 節約=我慢のし過ぎ=ストレスにならない程度に頑張りましょう!
家族でシャンプーは分ける!石鹸を使う!
シャンプーやボディーソープにこだわりはありますか?
我が家の場合、妻はシャンプーとリンスで1000円ぐらいのものを使っています。
あまりお風呂に色々置きたくないので、夫も同じもの使っていましたが、減りが早い。そして夫はこだわりがありません。
そんな場合は、家族それぞれ別のものを用意します。
他にもボディーソープもそれぞれ別の商品を使用しています。
肌の弱い夫と子供は泡タイプのボディーソープ。妻は石鹸。コスパのいい牛乳石鹸かミューズです。
石鹸が一番コスパがいいので、特に問題がなければ、ボディーソープではなく石鹸を使用がおススメです。
毎日のお風呂掃除は雑巾で!
お風呂掃除はスポンジのイメージはありませんか?
我が家でもずっとスポンジを使っていましたが、ある時マイクロファイバーの雑巾で浴槽を拭いてみると汚れ落ちがいいことに気付きました。
それ以来、マイクロファイバー雑巾を活用しています。洗剤いらずで、鏡、壁などお風呂中、雑巾一つで掃除ができます。
また雑巾なので乾きがよく、スポンジのようにいつもベチャベチャではありません。衛生面でもおススメです。
週に1回洗剤を使用し掃除をしたら、汚れが付かないよう防カビ燻製を数カ月に1回行います。他には、お風呂の蓋にはマスキングテープ。ボトルやイスなど全て浮かして収納とカビが生えないよう工夫しています。
結果、カビ取りなどの特別な洗剤を買う必要もありません。また日々の掃除は安いプライベートブランドの洗剤でも十分です。
洗剤の節約は微々たる金額ですが、浴室を綺麗に保てば、余計な労力もいらず一石二鳥です。
湯上りにバスタオルは使わない!
体を拭くときはバスタオルと思いこんでいました。
ある日、バスタオルが乾いていなかったのでハンドタオルで体を拭いてみたら、普通に全身拭けました。
今では毎日、大人も子供もハンドタオルで体を拭いています。
お陰で、洗濯機がパンパンにならない=節水。
干す場所も取るし、乾きにくい大判のバスタオルは必要はないと判断しました。
でもハンドタオルは小さすぎるという場合は、スポーツタオルでもいいのではないでしょうか?バスタオルをやめるだけでも、洗濯機に余裕が生まれます。
洗濯機がいっぱいになるからと、バスタオルを何日も使い回すのは、雑菌が繁殖するので衛生面でNGです。
浴室で体を拭いてから脱衣所に移動していますか?皮膚が濡れた状態だと気化熱によって体が冷えてしまいます。特に冬は寒いので、拭いてから上がるとヒヤッと感を抑えられます。
まとめ
いかがでしょうか?
一つ一つの節約効果はそれほど高くありませんが、ガス代が上がっている昨今、今までは意識しなかったところまで、意識しないと家計の負担は増すばかりです。
シャワーヘッドが節水タイプではない場合は、まずはそこから手をつけるのをおススメします。
数千円で快適に節約ができるからです。
節約は家の中で1人だけ実行しても効果は少なく、ストレスもたまります。
家族全員、強制節約でき、快適さを損なわない箇所から始めれば、節約も自然と長続きします。
無理なく自分の生活スタイルに合った節約を取り入れてみませんか?
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