【UiPath入門】RPA製品に迷ったら「UiPath」を選ぶ理由

RPA
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どのRPA製品を使うか迷ったら「UiPath」を選ぼう!

UiPathとは

UiPathとは、世界で一番利用されているアメリカ生まれのRPA製品です。実は、下のようにRPA製品は世界にたくさん存在しています。日本生まれの製品では、BizRoboやWinActorなどが有名ですね。

世界のRPA製品:BizRobo, UiPath, Automation Anywhere, Nive, Pega RPA, Verint RPA, WinActor, NEC Software Robot Solution など
操作性や処理スピードにおいて製品で一長一短ありますので、実際に導入を考える時はどれを選んだら良いものか悩むと思います。正直、私も悩みました。
経験した立場から言います。迷ったら「UiPath」を選びましょう。

UiPathを選ぶ理由

UiPathは、他のRPA製品(WinActorなど)と比べるとプログラミング要素を含みます。そのため、私のような「変数ってなに?」レベルの人には、慣れるまで少し時間がかかるでしょう。パソコンが得意な方や若くて物事の吸収の早い方ほど覚えやすいと思います。

正直にいうと、WinActorなど他のRPA製品の方があなたにとって使いやすいかもしれません。それでも、私は「UiPath」の利用をおすすめします。その理由がこちら

1:処理スピードが速い

RPAを選ぶときに他社製品と比較したい機能のひとつに、処理スピードがあります。WinActorとUiPathで同じ内容のロボットを作成し動かしてみましたところ、UiPathが圧倒的に速かったです。

どのRPA製品を使っても、人が作業するよりは速いのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが、隙間時間にロボットを実行させたい時や連続して複数のロボットを実行させたい時は、このスピードが肝になります。

ロボットは、速いに越したことはありません。

2:Internet ExplorerとGoogle Chrome で動かせる

普段インターネットをする時、どのブラウザを利用していますか?

私は基本的に「Chrome」を利用していますが、私がRPAを導入した当時、WinActorは「IE」しか対応していませんでした。UiPathでは、ブラウザ処理を行うときに、IE、Chrome、FireFoxなど選択できます。※現在、WinActorもChromeに対応しているようです。

RPAに代行させる業務といえば次のようなもので、中でもインターネットは本当によく使います。

  • インターネット(ブラウザ)上での操作
  • エクセル上での操作
  • 会社アプリ上での操作

正直、Chromeが使えないとなると、Googleユーザーの私にとっては大問題です。もしRPA製品を比較する場合は、後から「Chromeが使えない(泣)」とならないように、対応ブラウザを必ず調べておきましょう。

3:複雑な処理もできる

ロボットを作成しその素晴らしさに気づくと、「もっとこうしたい」「これも自動化したい」と必ず案件が増えてきます。条件分岐など複雑な処理に対応しやすいのもUiPathの特長のひとつです。

私の場合は、RPA検討段階から社内要望も多く、システム屋と相談してUiPathを選びました。今のところロボット化できなかった業務がないので、やっぱりUiPathで良かったのだと思います。

プログラミング要素が強いことが、導入初期はデメリットですが、慣れてくると逆にそれがメリットとなります。

4:インターネットに情報がたくさんある

UiPathには、コミュニティエディションといって、無料で使えるものがあります。

UiPathでは、個人ユーザー様、エンタープライズ*、その他の法人**に対しUiPath Community Editionを無償で提供しています。
引用元 UiPath公式サイト

そのため、インターネット上にも多くの一般ユーザーが情報提供しており、これがロボットを作る時に助けになります。会社のロボット作成担当者にとっては、本当に心強い情報です。

RPAを検討される場合は、まずはUiPathのコミュニティエディションを使ってみるとよいです。そして、分からないことがあれば、ググればおおむね解決します。

まとめ

UiPathのメリットをまとめるとこんな感じです。

UiPathのデメリット

  • ノンプログラマにとって、はじめは理解しずらい。

UiPathのメリット

  • 使用するブラウザを選べる。
  • 実行したときのスピードが速い。
  • 複雑な分岐処理などでも対応しやすい。
  • 無料版で好きなだけ試せる。
  • インターネット上に情報がたくさん落ちている。

これからRPAを導入する場合は、ぜひ参考にしてみてください。
今回はこのへんで。

 

 

 

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